個人的に最適だと思うクレッセンスの出し方(シリコンボウル)
最近のシーシャ界でもちきりな話題といえば、クレッセンスの国内流通が始まったことだと思います。
新フレーバー「クレッセンス」最速入荷です\(^^)/
— 明大前シーシャカフェGOONies(グーニーズ ) (@GOONies_MDM) 2018年8月8日
全種類あります!!!!
もう一回言います。
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全種類あります!!!!#踊るシーシャ屋#クレッセンス#シーシャ#明大前#そうGOONiesならね pic.twitter.com/ZL9tSH893u
都内だとガガーリン、加賀屋。あとは輸入元のサダチで取り扱ってて100g2600円って手ごろな価格なのも魅力ですが、日本のシーシャフリーク的にはフレーバーの開発を日本人がてがけて、日本人好みの味をメーカーにオーダーして作ったというのがもっとも画期的なことだと思います。じつはこっそりガガーリンでやってた試煙会行ってたんですが、全14種類全部ハズレがない味でした。
というわけでさっそくボクも6種類ほど購入。味のレビューはまとめてやりたいので、海外のフレーバーにはない「ぶどう感」がとても強いグレープだけを使って出し方をいろいろ試してみました。
火力はなるべく強く!
まず、事前にお店の方々や輸入元が言ってるをまとめると、とにかく火力を高くするととてもいい味が出るとのこと。シリコン×ロータスみたいな徐々に熱が入るアメリカンフレーバー向きの機材だとなかなか理想の味が出ないらしい。というわけで、参考にと都内でシリコンボウル使って出してる池袋のサナトリウムに行って吸ってきました。
クレッセンスのシリコンの出し方を勉強しにサナトリウムに来たヨ!吸い出しかなり高温まで上げるのねー pic.twitter.com/eAWmg1g8Uo
— matsurai (@matsurai) 2018年8月30日
そこで聞いてみたんですが、輸入元の人と試行錯誤して、吸出しの蒸らしのやり方や時間を他のフレーバーとくらべてかなり高温になるようにする必要があったみたいです。実際焦げる寸前ってくらい上げてたのが特徴的でした。
炭直置きはいつもどおりの感覚らしい
一方で、ふだんエジプシャンとかで出してる店は強めの火力を意識するだけで、シリコンほど苦労する点はないとのこと。アルファーヘルトップに炭直置きの中目黒NANCYでも参考に吸ってみました。
クレッセンスのグレープだけでNANCYにはしごシーシャ! pic.twitter.com/S5B9AbXUUf
— matsurai (@matsurai) 2018年8月30日
こっちで吸った感じはとにかく濃くてすごい真っ直ぐなグレープの美味しさ!クレッセンスを開発するときに「とにかく濃い味で」ってのがメーカーに対する要望の一つだったみたいです。ボクだけかもわかんないですが、1口目の味はすげー濃くて美味しい。ただ1時間以上吸ってると味の濃さで舌がマヒしてくるような、家系ラーメンの濃いめをライスなしで食ってるような感覚って言うんですかね。とにかくガツンとくるのがクレッセンスの特徴っぽいです。
シリコンは1つ穴がオススメ!
というわけで、店で吸った2つの出し方のクレッセンスグレープを参考に、家で出しててみます。いちおうシリコンボウルに関しては、国内で流通してる全部のを使ってそれぞれの傾向が分かってて、ナハラとかアルファーヘルみたいな強い火力が必要なフレーバーをシリコンで出す方法もあるんで、そのやり方でやってみました。
シリコンは1つ穴、ロータスにキンコーを3つ入れて蒸らし5分が方程式です。これで吸ったかんじはナンシーの濃い味にそっくり!メーカー的にもこれが正解って言われた味が出せて一安心です。吸出し終わってからはフツーのフレーバーだと炭を3→2個に減らすのが常套ですが、3個のままでも焦げずに長い間そのままの味をキープできるのもクレッセンスならではなかんじでした。
もっと薄味でいい!
ですが、ここからが今回の本題。ぶっちゃけここまでグレープ単品のクレッセンスを吸って思った感想は「濃すぎる!」ってことなんです。1口目はいいけど、できれば飽きないように長く吸いたい。そのためには味の質はそのままに、もっと薄味でいいというのが個人的な感想でした。手段はフレーバーに水を足したり、そもそも入れるフレーバーの量を減らしたりすればとも思ったんですが、手っ取り早いのはグリセリンで煙だけ水増しして上げればいいのではということ。
それで試してみたら1発目からドンピシャ好みの味!舌にガツンと来るクレッセンスの特徴は薄れますが、それでも有り余るくらいのグレープの果実感が残って大成功でした。以下がレシピなので、よければ参考に。
分量
グリセリン3~4g(はちみつとかオリゴ糖シロップ等もおそらく可)
クレッセンス10g
まずはグリセリンを3~4g入れて
クレッセンスをあとから10g。ホントに水増ししてあげるかんじです。グリセリンの上に載せるんじゃなく、けっこう混ぜるようにしてみました。
見た目はこんなにベトベトに。火の加減はフツーにクレッセンスを出すのと変わらず、さっき言ったロータスにキンコー3個で問題なかったです。結果として煙の量が増えたおかげで口当たりもさらによくなったのもメリットですかね。クレッセンスのぶどうの果実感は消えずに、ひたすら口当たりがよくて2時間くらい飽きずに吸えそうな美味しさ。
ただクレッセンスの特徴を薄めるやり方なんでメーカーの人から「なにやってんだ!」って怒られそうな気もしますが、あくまでも個人的なオススメってことで。もっと軟弱な味が好きなひとは騙されたと思ってやってみてください。まだ濃いってひとはグリセリンの量を増減するだけで調整できますので。