Khalil Mamoon(ハリルマムーン)の吸い心地が店気分だったので…
あたらしいシーシャパイプを買ったら、想像以上にいい経験ができたのでその話です。
いままでメインで使っていたのはシーカってメーカーの全長80cmのヤツ。uptailで税込み12800円でした。友人がハリルマムーン愛好者でやたらすすめられたし、店でも使われてることが多いメーカーなので、自分のパイプとして手に入れておきたかったのです。
いろいろ探したらハリルマムーンのなかでは手ごろな値段のがSHISHA MARTにあったので購入。ハリルマムーンのKM17というヤツで17800円でした。これ以上は勇気がいる値段ですね。
ほかに候補だったのはKM14(全長87cm、ステム70cm)、KM19(全長97cm、ステム78cmでボトルがデカイ)。KM17はそのあいだの全長96cmでステム82cmのタイプでした。
パイプ単品の写真載っけてなにがわかるんだってかんじですが、せっかく恥を忍んで屋外で撮ったので。撮影中に自転車に乗って通りがかったおじさんに「初めて見るんだけどこれはなに?」みたいに聞かれて、水タバコと答えたらやたら興味を持たれて、仕組みうんぬんを説明しました。見たかんじ50~60代のひとだったので、万が一でもシーシャデビューしてくれるとうれしいですね。
雑に撮った細部カットです。型に模様がついているのと、真鍮っぽい金属でロウ付けしてある跡が残してあるのが工芸品っぽくていい! エア抜きの逆止弁がカタツムリっぽいのもなんか高そうです。
ボトルにもハリルマムーンの文字が入ってるのもミーハーにはうれしい。
反面、内部のメッキは甘くて(そもそもやらないのかも知れませんが)サビてたのがちょっとガッカリポイントでしたが。
そして早速吸ってみました。
写真流用になりますが、前回のロータスとシリコンの吸い比べのとき一緒に使ったのがシーカのパイプでした。短いほうがシーカです。
んでこのときひと口ずつ吸った瞬間、吸い心地のちがいにめっちゃ感動したのです。この吸い比べの主旨はトップのちがいについてでしたが、ぶっちゃけこの条件で比べていいのか!ってくらいちがう。断然ハリルマムーンのほうが店っぽい吸い心地なのです。
よく言われる「吸い口の軽さ」については、水の量とトップでも変わってくるのでほぼおなじくらいにかんじるようにしてたのですが、吸ったときの音と、それに続いて伝わる振動が奥深い!
吸ったときの「ブクブクブク」って音とともに、その振動が口に感触として伝わってくるわけですが、シーカのほうはすごく軽い音で吸ってる感覚が少ない。「パカパカパカ」って音のイメージですね。
いっぽうハリルマムーンのほうは吸い口の重さには影響せず、音は「ブクブクブク」とちょっと低め。伝わる感触が吸ってる煙を噛み締めているようなイメージで、まさに店でシーシャを吸ってる感覚といっしょだったのです。
低い音がするのは全長が長いせいかなとも思ったんですが、以前このブログでも記事にしたこれより10cm弱長いナムール・ゼニスはより高音だったので、どうもちがいは内部の構造とパイプを覆う形状っぽいんですよね。しかも、このときは吸い心地に感動したりすることはなかったんですが。
今回のハリルマムーンはあまりにも理想的な吸い心地だったので、2台並べてトップ比較したりする用におなじのをもう1台ほしいと思ってしまいました。ぶっちゃけ、パイプなんて自作してるひともいるわけですし、最近はメーカーがたくさんあっていろんな形状のが手に入るのでそんなに気にする要素じゃないと思ってたんですが、「理想の吸い心地のシーシャパイプを探す」ってのもシーシャの楽しみのひとつだとかんじる出来事でした。
バーンシーシャでサフラン、シャンパン、カプチーノ、カルダモンのミックス。いいかんじっすね〜 pic.twitter.com/H6zt3qrx2Q
— matsurai (@matsurai) 2018年2月22日
そういえばこのまえ浅草のバーンシーシャで使うパイプを選ばせてもらえて、木製ステムのシュリケンってパイプを選んだらこれまた重厚感ある深くていい吸い心地でした。